【映像制作には最短で何日かかる？】最速納期で制作する方法や注意点を解説！

映像を作る際、まずは企画立案を行います。
これは、自社で制作したい映像のイメージを制作会社とすり合わせ形にしていく工程になります。
企画工程としては以下のような項目があります。

・企画概要立案　…　企画の大枠を決定.言語化を行う
・原稿/脚本作成　…　詳細の文言や構成を練る
・絵コンテ作成　… ビジュアルイメージを絵で表現する

※制作会社によっても企画立案の工程が異なりますが、
　弊社では企画に応じてコンテ映像を制作。より具体的なイメージが湧くようにしております。


また、企画立案に要する時間も内容によりまちまちではありますが、

ヒアリング⇨初回提案⇨修正（再提案）

と3回程度のお打ち合わせを行うことで、形が出来上がります。

企画立案後は撮影となります。
撮影自体は1日〜2日程度で終わりますが、準備として以下の工程が必要になります

・ロケーション手配　…自社での撮影以外ですと、スタジオやロケーションを手配いたします
・キャスティング　…自社社員を起用しない場合、オーディション,役者の決定が必要になります
・機材調達　…撮影に必要な機材を調達いたします
・スタッフの手配　…撮影の規模に合わせ、クリエイターを手配いたします

ロケーション手配やキャスティングが不要な場合は、より早く撮影を行えます。

『制作開始（依頼）後1ヶ月後に撮影』と思っていただけるとイメージしやすいかと思います。

撮影後は編集の作業となります。
内容により必要な工程は異なりますが、以下のような工程があります。

・素材のカット編集
・テロップ注入
・BGM注入
・アニメーション制作
・ナレーション注入

オリジナルのBGMやイラストを作成したり、3DCGの利用など、
緻密かつ高度な編集を有する場合には、より多くの時間がかかってきます。

編集が完成すると、初校として納品されます。
修正点がある場合は修正依頼をし、納得できれば完成となります。

※企画時点でのイメージ共有が不十分ですと修正回数が多くなり、再撮影なども起こり得ます。
丁寧に寄り添い企画立案をしてもらえるのかという観点で制作会社を決める。
そして、撮影前の段階でしっかりイメージが湧くか、依頼事のイメージと合致しているかを確認しましょう。

まず、いつまでに映像が必要なのか。撮影可能日はいつか。
など、納品までのスケジュールをしっかり決めることが大切になります。
また、完成日数日前に初校が納品され、必要な日までに修正が間に合わないなどのアクシデントも起こり得ます。

一番大切なのは、初校納品日を余裕持って設定しておく事です。

依頼前にどのような映像を制作したいか具体的に決めておきましょう。
イメージが具体的に決まっていることで、お打ち合わせ/すり合わせの日数を短縮出来ます。

・映像の尺
・映像を通して伝えたい事
・参考映像

上記の用意があれば、初回のヒアリング時にかなり細かい企画が立案出来るようになります。

映像の尺が短いと必要な素材も少なくなりますので、比較的短納期で制作することが可能になります。
短尺の映像であっても、魅力的かつインパクトのある映像の制作は可能です。
是非、相談されてみてください。

一番最短で制作する方法は、撮影を行わない事です。
撮影準備にかかる時間を短縮できますし、低予算での制作も可能になります。

撮影を行わないで映像を作る方法としては、

・自社で持っている写真や映像素材を使用
・フリー素材を使用
・アニメーション映像にする

などがあります。

ただし、フリー素材のみで編集するとオリジナリティに欠けてしまいます。
自社の素材やアニメーション編集などを組み合わせてあげるのが一番良いでしょう。

大手の制作会社ですと、制作時、営業マン,プロデューサー,ディレクターなど様々な人と話しながら進めていきます。
これは、堅実に企画を形にできる反面、同じ話を何度も繰り返したり、意思疎通や決定に時間を有してしまう事もあります。
大規模な制作会社と比べて、フリーランスのクリエイターや小規模な制作会社であれば、
打ち合わせから制作まで一貫して行う事が出来るので、意思疎通がしやすく、最短での制作も実現可能になります。

映像を制作する上で何を優先するのかを明確にしましょう。

以下が制作する上での重要な要素です。

・クオリティー
・予算
・納期

※クオリティーと一概に言っても様々な要素がありますが、本記事では割愛します。

最速での映像制作を最優先とするならば、予算やクオリティーはある程度妥協の必要性が出るかと思います。
逆にとにかくクオリティーを優先にするのであれば、最速での制作は難しくなります。

何かを捨てるという訳ではありませんが、自社の優先順位を明確にした上で依頼をするのがよろしいかと思います。

また、短納期の場合、追加で費用がかかる事があります。
見積もりをしっかり確認するのと合わせ、納得するまで見積もりの内容を聞くことも大切です。

製品発表会や展示会,記念イベントなどの様子を映像にまとめたいと言う際は、
なるべくリアルタイムに映像にする必要があります。
当日の映像をまとめるというものであれば、企画のボリュームが軽く、比較的短納期での制作も可能になります。

商品紹介の映像も簡易的なものであればアニメーション,写真などで構成.制作が可能になります。
製品の情報のみに絞って伝えたいと言う場合は、最短1,2週間での制作も可能です。

こちらは個人向けではありますが、結婚式の映像は自身の写真がメインとなっております。
追加の撮影などが無い場合は比較的早く制作できます。

簡易的なインタビューも、
社員が出演するので演者が不要であると言う点、撮影を同一箇所,短時間で撮影できると言う点で最短での制作にオススメです。
インサート（インタビューの間に挟む映像）をフリー素材や自社素材にする事で、より早い制作も実現できます。